東洋経済『CSR企業総覧』編集部は2026年7月20日、女性管理職比率、女性部長比率、10年間で女性管理職比率を伸ばした企業の3つのランキングを発表した。調査は上場企業を中心に実施され、各指標で上位企業が明らかになった。
女性管理職比率ランキングで東横インが首位
女性管理職比率ランキングでは、東横インがトップに立った。以下、ABC Cooking Studio、スタジオアリス、シーボン、ファンデリー、京都きもの友禅ホールディングス、ニチイ学館、ミアヘルサホールディングス、ハウス オブ ローゼ、ハーバー研究所が続く。上位10社のうち、サービス業や小売業が多くを占めている。
ランキングには、Veritas In Silico、シダー、パソナグループ、ボルテージ、ポピンズ、セリア、ファンケル、住友生命保険、サンリオ、ソラストなども名を連ねた。金融機関では住友生命保険や明治安田生命保険、りそなホールディングスなどが上位に入っている。
女性部長比率ランキング、ABC Cooking Studioがトップ
女性部長比率ランキングでは、ABC Cooking Studioが首位を獲得。東横イン、ハーバー研究所、Link-Uグループ、グローム・ホールディングス、ニチイ学館、エージェント・インシュアランス・グループ、リベロ、パソナグループ、SBIアルヒがトップ10に入った。
このランキングでも、教育サービスやホテル業界の企業が高い比率を示しており、資生堂やサンリオ、ファンケルなどの化粧品・日用品メーカーも上位に位置している。
10年間で女性管理職比率を伸ばした企業、サイボーが首位
10年間で女性管理職比率を最も伸ばした企業はサイボーだった。2位にはエスプール、3位にKNT-CTホールディングスが続き、芙蓉総合リース、ワコールホールディングス、東京海上ホールディングス、アインホールディングス、ペプチドリーム、日本航空、トレイダーズホールディングスがトップ10を形成した。
このランキングでは、金融業界から多くの企業がランクインしており、秋田銀行、高知銀行、百十四銀行などの地方銀行や、住友生命保険、朝日生命保険、明治安田生命保険などの生命保険会社が含まれている。また、花王やTOTO、HOYA、ソニーグループなどの大手製造業も伸びを示した。
東洋経済『CSR企業総覧』編集部の佐々木浩生氏は、「女性首相の誕生が企業のダイバーシティ推進に追い風となるか注目される中、各企業の取り組みが数値として現れている」とコメントしている。



