宇治茶取引総額、過去最高129億円 抹茶ブームで前年比3割増
宇治茶取引総額、過去最高129億円 抹茶ブームで前年比3割増

2026年の宇治茶市場の締めくくりとなる「止市」が7月31日、京都府城陽市のJA全農京都宇治茶流通センターで行われ、今期の取引総額は129億4000万円に達した。世界的な抹茶ブームが続く中、過去最高だった前年の96億2900万円を大きく更新した。

てん茶の取引量、市場開設以来最多に

初市は4月24日、止市は7月31日だった。取引の主力は一番茶(新茶)で、抹茶の原料となるてん茶は手摘みと機械摘みを合わせて595トンとなり、1974年の市場開設以来最多となった。機械摘みのてん茶は101億100万円で、平均単価は1キロ1万7250円と、記録が残る1996年以降で最高となった。

他茶種は減産、価格高騰

てん茶の生産拡大に伴い、玉露と煎茶、その中間の風味を持つかぶせ茶、番茶は減産され、平均単価は前年比で約3割高から2倍強に上昇した。

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府内の茶問屋でつくる「京都みどり会」の矢野直治会長(48)は「消費者が適正な価格で買えなくなれば、茶離れが進むのではないかと危惧している」と話した。

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