関西電力は12日、5月に蒸気漏れのトラブルが発生し、運転を停止していた美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)を再起動したと発表した。10月9日に営業運転を再開する。
蒸気漏れの原因と再発防止策
5月8日、美浜3号機の高圧タービン周辺で蒸気が漏れ、関電は原子炉を手動で停止。その後の調査で、タービンを覆う部分の炭素鋼製キャップ(直径約40センチ)が腐食し、穴(横約8センチ、縦約1センチ)が開いたことが原因と判明した。
キャップは1976年12月の営業運転開始以後、交換されていなかった。関電は再発防止策として、腐食に強いステンレスで内面を加工したキャップに交換し、点検指針も改定した。
50年超運転への申請
美浜3号機は今年12月に営業運転開始から50年を迎える。関電は、50年超の運転に必要な長期施設管理計画を原子力規制委員会に申請中で、認可されれば、関電高浜原発1、2号機(同県高浜町)に続き、国内3例目となる。



