日本銀行は15日までの金融政策決定会合で、政策金利を現行の0.25%程度に据え置くことを決定した。市場の予想通り、追加利上げは見送られた。
慎重姿勢の背景
日銀は声明で「経済・物価の不確実性が高い」と指摘。賃上げの動きが持続するかを見極める必要があるとし、当面は現行の緩和的な金融環境を維持する方針を示した。
会合後の会見で、日銀総裁は「2%の物価安定目標の達成にはまだ時間がかかる」と述べ、急激な利上げによる景気への悪影響を避ける考えを強調した。
市場の反応
発表後、長期金利は小幅に低下。為替市場では円安が進み、一時1ドル=145円台まで円安が進行した。市場関係者は「年内の追加利上げは難しい」との見方を広げている。



