第51期囲碁名人戦七番勝負第3局(朝日新聞社主催)が8、9日、愛知県蒲郡市の旅館「旬景浪漫 銀波荘」で打たれる。一力遼名人(29)が挑戦者の芝野虎丸棋聖(26)に2連勝して迎えた一戦で、名人が3連覇に一気に王手をかけるか、挑戦者が1勝を返して反撃ののろしを上げるか注目だ。
持ち時間は各8時間、9日夜までに終局
持ち時間は各8時間。8日午前9時に始まり、9日夜までに終局する。立会人は羽根直樹九段(50)、新聞解説は大竹優七段(24)、ネット解説は下島陽平八段(47)が務める。対局の模様はタイムラインで詳報される。
対局前日の7日午後、一力名人と芝野挑戦者はそろって対局会場の銀波荘に入り、夕方、三河湾を望む対局室を検分した。その後、それぞれ取材に応じた。
一力名人「いい状態で来ています」、芝野挑戦者「これまでどおりしっかり戦いたい」
一力名人は開幕から2連勝で、いずれも完勝。開幕前の不調説を吹き飛ばす充実ぶりを見せている。「ここまでの2局はある程度自分のめざす展開に持ち込むことができました。いい状態で来ています」と手応えを語った。
一方、芝野挑戦者は名人を慌てさせる場面がほとんどなく、十八番の逆転力は影を潜めたまま。早々にカド番に追い込まれるのは避けたいところだ。「成績の上ではかなり苦しいですが、だからといって何か変えるわけではない。これまでどおりしっかり戦いたい」と意気込みを述べた。



