ジュラ紀の虫の音を再現、国際研究チームが化石とモデルで推定
ジュラ紀の虫の音を再現、国際研究チームが推定

中国やイギリスなどの国際研究チームが、恐竜たちが耳を澄ませたかもしれない「虫の音」を復活させることに挑戦した。化石や現存する鳴く虫を詳しく調べ、モデルによる予測を駆使した再現結果を米科学アカデミー紀要に発表した。

化石から音を推定

対象にしたのは、キリギリスやコオロギなどを含む「キリギリス亜目」の仲間の計9種。すでに絶滅しており、いずれもオスが羽をこすり合わせて鳴くと考えられていた。研究には、中国内モンゴル自治区から得られた中期ジュラ紀(約1億6500万年前)の計20個の化石を使った。

チームはまず、対象種に比較的近い現生種のほか、キリギリス亜目のコオロギ科やキリギリス科の羽を調べた。物体の振動の速度や変位を精密に測れる装置や高速カメラを使って詳しく解析し、羽の形などから振動の特徴を生成するモデルを作った。さらに、振動の特徴から虫の音を再現する手法も開発し、結果が実際の鳴き声と一致することも確かめた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

再現された音

その上で、9種の虫の化石を詳しく調べた。得られた羽の形などのデータにこれらのモデルや手法を適用したり、一部は現生種の特徴で補ったりすることで鳴き声を推定し、音を生成した。

チームは取材に「化石から復…」としている。この記事は有料記事のため、続きは有料会員向けとなっている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ