西九州新幹線の佐賀県内の未整備区間(約50キロ)について、国、県などは23日、区間内の23地点で地質調査を行うことを決めた。11月中の着手を目指す。終了時期は現時点で未定。
調査の目的と範囲
調査は、来年度から区間内で始まる環境アセスメント(影響評価)の実施範囲を決める作業。国と県、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が調査のエリアや地点などを検討しており、県庁でこの日開かれた第2回会合で、これらが決まった。
3者によると、調査エリアは、県の東西を走るJR長崎線のおおむね南側一帯で、佐賀空港近くも含む。ボーリングなどを行う23か所は分散し、この調査でエリア全体の地質を把握できるという。
調査地点を巡る経緯
調査地点を巡っては、国側は8月の初会合で約10か所を県に提案。調査の有無はルート議論にも影響するため、県は、ルートとして関心のある空港周辺などでの地点追加を求めていた。