愛媛マラソン初挑戦、沿道の声援が支えに 記者が完走を達成
愛媛マラソン初挑戦、沿道の声援で記者が完走

愛媛マラソン初挑戦、沿道の声援が支えに 記者が完走を達成

2026年2月1日に開催された愛媛マラソンは、過去最多となる1万1131人のランナーが伊予路を駆け抜ける盛大なイベントとなりました。その中には、運動経験がほとんどない25歳の記者も初めてのマラソンに挑戦し、沿道からの温かい応援を力に、制限時間ギリギリでの完走を果たしました。

練習開始から本番までの道のり

記者は昨年11月から練習を開始。休日に走り始めたものの、最初は3キロがやっとで、地元の人々から「頑張れ」と声を掛けられることもありました。恥ずかしさから日中の練習を断念し、仕事後に週2~3回、毎回8キロほど走ることに。年が明けてようやく20キロを3時間で走れるようになりましたが、愛媛マラソンの制限時間は6時間。正直、完走は難しいだろうと思っていたそうです。

本番当日の感動と苦闘

快晴のマラソン日和となった当日、午前10時に坊っちゃん列車の汽笛を合図にスタート。最後尾ブロックだったため、走り始めるまでに15分ほどかかりました。沿道を埋め尽くす人々からの盛大な応援に驚き、声援に背中を押されて15キロ地点までは足取りが軽かったといいます。17キロ過ぎでは「一六本舗」のまんじゅうで糖分補給し、北条地区周辺の海沿いの景色も爽快でした。

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しかし、スタートの遅れが響き、徐々に制限時間が迫ってきます。21.5キロ地点の関門を通過したのは制限時間5分前。息が上がり歩いてしまい、6時間のペースランナーにも抜かされました。以降は、数キロごとの関門を前に「もう無理だ」と「走れば間に合うかも」の繰り返し。全速力で数分走り、力尽きて歩くことを繰り返す苦しい状況に陥りました。

沿道の声援とランナー同士の一体感

肉体的にも精神的にもきつくなり、何度も諦めそうになったとき、沿道から「足を止めなければ間に合う」「まだ完走目指せるところにいるよ!」と絶え間なく励まされました。ランナー同士でも「頑張ろう」と声を掛け合い、一体感が生まれて脚にわずかに力が戻ったといいます。40キロを過ぎて残り時間は20分。最後の気力を振り絞り、ペースランナーをゴール直前で追い越し、記録は5時間58分1秒で何とか間に合いました。

達成感と新たな目標

完走賞の今治タオルを肩にかけてもらうと、達成感がこみあげたそうです。今大会の完走者は1万人ちょうど。励まし合ったランナーたちと力を合わせ、沿道の大声援を力に変えて達成した数字に感慨深さを覚えました。応援の力を実感した42.195キロで、どこを走っていても励ましてくれる人たちがいることが心強かったと語っています。また、以前取材でお世話になった人が沿道で記者を見つけ、ゴールに先回りして出迎えてくれるサプライズもあったそうです。

心残りは、時間に追われて後半のエイド(補給スポット)を楽しむ余裕がなかったこと。「ポンジュース」や「坊っちゃん団子」など、愛媛ならではのブースを泣く泣く諦めました。次回走るなら、目指すは「エイド全制覇」。新たな目標ができたと締めくくっています。

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