熊本県くまモン課は5月20日、県のキャラクター「くまモン」を利用した商品の2025年(1~12月)の売上高が1502億6170万円だったと発表した。1500億円を上回るのは8年連続で、商品利用の許諾を始めた2011年からの累計は1兆7725億円に達した。中国市場での影響は特に見られず、安定した人気を維持している。
売上高の推移と背景
県は毎年、商品や包装への利用許諾を得ている企業などにアンケートを実施。今回は2254企業・団体が対象で、98.2%が回答した。年間売上高は過去最高だった2023年の1664億円から2年連続の減少で、前年の2024年から約124億円減った。減少要因としては、一部の大規模商品の販売終了や市場の飽和が考えられるが、全体としては堅調な推移と言える。
くまモン課の取り組み
くまモン課の山田崇課長は「くまモンに関することが地域経済の活性化につながっている」と述べ、引き続き商品展開を支援する方針を示した。くまモンは熊本県の復興や観光促進に大きく貢献しており、その経済効果は計り知れない。
今後の課題として、新たな商品開発や海外市場の開拓が挙げられる。特にアジア圏での認知度向上が期待されており、中国市場での展開も模索されている。くまモンは今後も熊本県のシンボルとして、地域経済を支えていくことが期待される。



