島根県のローカル鉄道、一畑電車は2026年6月1日から、スマートフォンで収集できる「デジタル鉄印」の販売を開始した。紙の鉄印に続く新たな試みで、鉄道ファンや観光客の間で話題を集めている。
鉄印帳デジタルの仕組み
鉄印帳デジタルは、読売新聞大阪本社と旅行読売出版社が共同で展開するサービス。ユーザーは無料でアプリに登録後、駅などに掲示されたQRコードを読み取り、クレジットカードなどで決済することで、複製や改ざんが困難な加工が施されたデジタル鉄印を収集できる。
一畑電車のデジタル鉄印デザイン
今回販売されるデジタル鉄印は全3種類。第1弾は、かつて活躍した旧型車両「デハニ50形」をあしらったデザイン。第2弾は、感謝の気持ちを込めた「のってごしなってだんだん」のメッセージが添えられたもの。第3弾は、出雲地方にゆかりのある「出雲阿国」をモチーフにしたオリジナルキャラクターデザインとなっている。
価格は各550円(税込み)。購入は出雲大社前駅と電鉄出雲市駅の窓口で可能。また、現地に行かなくても、鉄印帳デジタルアプリ内から購入できるため、遠方のファンも手軽にコレクションを楽しめる。
紙の鉄印からデジタルへ
一畑電車は2025年6月から紙の鉄印を販売しており、今回デジタル版が初登場。紙の鉄印は駅窓口での対面販売のみだったが、デジタル版はアプリを通じて24時間いつでも購入可能で、利便性が大幅に向上した。鉄印帳デジタルは、従来の紙の鉄印帳とは異なり、紛失や劣化の心配がなく、スマートフォン内で永久保存できるのも魅力だ。
一畑電車は今後もデジタル鉄印のデザインを拡充し、地域の魅力発信につなげる方針。島根県の観光振興にも一役買うことが期待されている。



