モスクワでも燃料販売制限、ウクライナ軍の製油所攻撃が影響か
モスクワで燃料販売制限、製油所攻撃影響か

ロシアの首都モスクワとその郊外にある給油所で、5月下旬からガソリンやディーゼル燃料の販売制限が一部で導入されていることが1日、明らかになった。これまで地方での販売制限は確認されていたが、首都周辺では2022年2月のウクライナ侵攻開始以降、初めてとみられる。ウクライナ軍によるロシア各地の製油所攻撃が影響している可能性がある。

モスクワ南部の給油所で制限

モスクワ南部の給油所「ORTK」では、「ガソリンの販売は1人当たり60リットルまで」と書かれた案内が掲示され、従業員が制限を説明している。同様の制限は郊外の一部給油所でも確認された。

ウクライナ軍の製油所攻撃が過去最多に

米ブルームバーグ通信によると、ウクライナ軍によるロシアの製油所攻撃は今年5月に過去最多を記録した。ロシアの主要製油所10カ所のうち8カ所を標的とした攻撃は少なくとも計16回に及んだ。これにより、16年ぶりの低水準にある精製量がさらに打撃を受ける可能性がある。

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ロシア政府はこれまで、燃料供給は安定していると主張してきたが、今回の販売制限は供給網に影響が出ていることを示唆している。専門家は、製油所攻撃が長期化すれば、モスクワだけでなく他の主要都市でも燃料不足が深刻化する恐れがあると指摘する。

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