累計来場者200万人を突破
累計来場者数200万人を突破したのは、営業開始から21年目となる7月29日のこと。北海道・占冠村の星野リゾート トマム「雲海テラス」では、この達成を記念するセレモニーが現地で開催され、来場者には記念タオルが配られて記念撮影も行われた。
200万人目となったのは、福岡県から訪れたヤスタケさんご家族。昨年に続いて2回目の来場で、夏でも涼しく過ごせることに加え、「雲海が見られるかもしれない」という期待感が再訪の動機になっているという。この日は残念ながら雲海は発生しなかったが、展望デッキやオリジナルメニューを提供する「雲Cafe」などの充実したコンテンツもあり、「見られたらラッキー、見られなくても楽しめる」と感じられるのが雲海テラスの特徴だ。
雲海テラスを立ち上げ当初から支える「雲海仙人」こと鈴木和仁さんは、「雲海ゴンドラはもともとスキー場のゴンドラでした。雲が広がる景色をお客様に見ていただきたいという思いで始めましたが、ここまで多くの方に訪れていただき感無量です」と喜びと感動を語った。
標高1088メートルに広がる雲海の絶景
雲海テラスは、標高1088メートルのトマム山に位置する展望施設で、雲海ゴンドラで約13分かけてアクセスする。気象条件がそろうと、一面に広がる雲海を眼下に望めることから、北海道を代表する絶景スポットとして知られている。例年5月から10月に営業し、早朝の時間帯に雲海が発生しやすいため、多くの来場者が日の出前後を目指して訪れる。
営業開始当初は1日の来場者数が91人だったが、翌年には1000人規模へと拡大。現在も1日1000〜1500人が道内外から訪れる人気スポットとなっている。
都心との気温差は最大15度前後
標高が100メートル上がるごとに気温が約0.6度下がるとも言われる。ホテルエリアから標高1088メートルの雲海テラスへ向かうと、体感では6〜7度ほど涼しく感じられる。実際にホテル周辺では半袖や薄手の長袖で過ごせたが、雲海テラスでは羽織りが一枚欲しくなるほどひんやりとしていた。長時間屋外にいると寒さを感じる場面もある。
取材当日は、都心からトマムに到着した時点で気温差は約10度。さらに雲海テラスまで上がると、普段生活している都市部と比べて最大15度前後も気温が低い環境で過ごすことができた。真夏でも涼しさを体感しながら絶景を楽しめることが、夏の避暑地としてこの場所が注目されるポイントだ。
ネット予約制の導入で待ち時間を解消
早朝から営業する雲海ゴンドラは、一部の優先枠を除き、今年からネット予約制を導入。毎年発生していた待ち時間や行列の解消につながり、よりスムーズに利用できるようになった。
早朝に雲海を楽しんだ後は、館内インドアのウェーブプール「ナミナミビーチ」や、リゾナーレトマムのラウンジで期間限定で提供する「赤肉メロンの贅沢かき氷」などのコンテンツも満喫できる。絶景との出会いからアクティビティ、食体験まで、一日の始まりから終わりまで楽しめることが、冬はスキーリゾートとして知られる星野リゾート トマムが、グリーンシーズンにも多くの人を惹きつける理由だろう。



