北海道清水町のキャンプ場「遊び小屋コニファー」に、小川の流水を水風呂として使う手作りサウナ「蒸風呂実験室」がある。オーナーの上妻諒太さん(37)が2024年4月にオープンした。
3週間かけて自力で建設
上妻さんはアウトドアショップを経営し、2023年にキャンプ場の事業を継承。十勝しんむら牧場(上士幌町)の社長からサウナの良さを教わり、テントサウナの貸し出しを始めたが、客の代わりにテントを立てるだけの日々に面倒を感じていた。そんな折、キャンパー仲間から薪ストーブやサウナ室用のガラスを譲り受け、3週間かけて独力で常設のサウナを建設した。
自然と一体になる水風呂
サウナ室は座面が2段で、5人まで入れるこぢんまりとしたサイズ。水風呂はキャンプ場内を流れる小川で、深さ20センチ、水温約15度。流れがあるためさらに冷たく感じる。冬は凍った水面を割って入る猛者もいるという。
上妻さんは「自然と一体になれる。冬は限りなく0度に近くなるので、入った後は心地よい疲れを感じられますよ」と話す。鳥の鳴き声や木々の揺れる音、川のせせらぎがヒーリング音楽のように響き、椅子に座って休憩していると思わずウトウトしてしまう。
カレーも楽しめる
上妻さんが作る無水カレー「マウンテンカレー」(税込み1200円)は約15種のスパイスを使用。鶏もも肉はホロホロに柔らかくジューシー。酸味のあるポークビンダルー(1300円)は豚肉の脂をビネガーが中和し爽やかな後味。両方楽しめるあいがけ(1500円)もある。
利用案内
場所は清水町旭山2の56。道東道十勝清水インターチェンジから車で20分。午前9時、午後2時、午後6時からの3時間で要予約。1人4000円、キャンプ場利用の場合は3500円。



