バルト海に面する世界的なデジタル国家の一つ、エストニアのクリスティナ・カラス教育科学相が6日、東京都内で読売新聞のインタビューに応じた。政府が昨年開始したAI(人工知能)教育プログラム「AIリープ」について、「子どもの頃からAIを正しく活用し、深い思考力を身につけさせたい」と期待を寄せた。
全高校で対話型AIを導入
エストニアでは2月から全ての高校で対話型のAIが導入された。生徒は授業や学習でAIを利用できる。答えを提示してくれる従来のAIとは異なり、AI側が生徒に質問を投げかけて考えさせる仕組みになっている。
カラス氏は「あらゆる分野で生徒によく考えさせ、分析できるように導いている」と話した。今後は教師を増やし、少人数の生徒が議論できる環境も目指している。
思考スキル養成の重要性
カラス氏は「AIが急速に発展しているからこそ、人は知識を身につけ、さらなる思考スキルを養わないといけない」と強調した。