大リーグを席巻し、プロ野球にも広がり始めた打撃練習装置がある。あらゆる投手の投球を、あたかも目の前にいるかのように再現するという「トラジェクトアーク」だ。
初対戦の投手に1球で修正
9月26日、米シカゴで行われたホワイトソックス戦の一回1死一、三塁。ロッキーズの4番打者ラムフィールドは、右前に適時打を放った。右投げのマーティンとは初対戦だったが、直前に空振りした落差の大きいチェンジアップを仕留めた。
ラムフィールドは1月にヤンキースから加入し、3月にメジャーデビューした左打ちの一塁手。ミート力に定評があり、今季大リーグ全体で7人しかいない打率3割を打った。
好調の要因を語る
好調の要因を尋ねると、こう明かした。「トラジェクトアークで打撃をつくってきた」
トラジェクトアークとは「投」…この記事は有料記事です。残り685文字。