村上宗隆が適時打、敵地で2連勝しリーグ優勝決定S進出に王手
村上宗隆が適時打、敵地で2連勝し優勝決定S進出に王手

米大リーグは5日、ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が行われ、村上宗隆のホワイトソックス(中地区2位)は4―3でガーディアンズ(中1位)に逆転勝ちし、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝とした。村上は4番一塁で出場し、四回に右前適時打を放って4打数1安打1打点だった。

流れを変える適時打

流れを変える適時打が勝利につながった。「最高の結果になって良かった。アウェーで2勝できたことはすごく大きい」。ホワイトソックスの村上がまたも、主軸の役目を果たした。

160キロ超の剛速球を軸に今季14勝を挙げた右腕ウィリアムズを相手に、味方打線は序盤、苦しんでいた。2点を追う四回、無死一、二塁と初めて得点圏に走者を進め、打席に村上。高めの真っすぐを2球続けて空振りしたが、その後はボール球を見極めてフルカウントとなり、「真っすぐで勝負してくる」と狙いを定めた。読み通り、6球目は内角への99.5マイル(約160キロ)。鋭く反応し、打球は一、二塁間を破り、二塁走者を本塁へ迎え入れた。

第3戦へ向けて

一回は速球で追い込まれ、外のスイーパーで見逃し三振に倒れたが、「1打席目でしっかり球が見えて、いいイメージができていた」。反撃の一打につなげた。

村上の打席では、スタンドからブーイングが起こるようになった。第1戦で決勝2ランを放ち、相手ファンからも実力を認められた証しだった。地区シリーズ突破がかかる第3戦はこのポストシーズンで初めて本拠地シカゴで戦う。「楽しむだけです」と村上。勝敗のカギを握る主砲は、いい状態で臨めそうだ。

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦に先発するドジャースの山本は5日、対戦するブレーブスの本拠地で登板前日の記者会見に臨んだ。ここまで1勝1敗。勝った方が同シリーズ突破へ王手をかける一戦を前に、「流れをすごく左右する大事な試合。とにかく勝てるように」と意気込んだ。

相手先発は同リーグで2024年サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)のセール。山本は「自分は自分の仕事に集中したい。相手が誰だからと変えることはない。同じ気持ちで試合に入る」と、どっしり構えている。

今季はチームでただ一人、先発ローテーションを守り抜き、自己最多の14勝を挙げた。昨季のポストシーズンでは、ワールドシリーズで連投して3勝を挙げるなど大車輪の活躍。今季も「もちろんできることは何でもやるつもりで準備している」。昨季同様、エースとしての責任を果たす覚悟だ。

米大リーグ機構は5日、攻撃面で最も活躍した選手を表彰するハンク・アーロン賞の最終候補を発表し、ドジャースの大谷がナ・リーグの候補10人に入った。受賞すれば4年連続4度目となる。大谷は今季、打率2割7分5厘、30本塁打、81打点、11盗塁をマークした。受賞者は米国野球殿堂入りした元選手の投票などで決まる。