松井秀喜氏の巨人監督就任、長嶋氏の「おお、それだ」思い出と期待の声
松井秀喜氏の巨人監督就任、長嶋氏の思い出と期待の声

読売巨人軍は23日、球団OBで米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(52)の監督就任を発表した。ゆかりの人からは期待の声が相次いだ。

恩師や父からエール

星稜高校(金沢市)で監督を務め、松井さんを育てた山下智茂さん(81)は「人間的にも素晴らしく、選手を育てるのはうまいと思う。全国の期待に応えてほしい」と語った。

松井さんの父・昌雄さん(84)は本人からのメールで監督就任を知った。「大変だと思うけれど、とにかく頑張っていきたい」との内容だったといい、「秀喜は幸せ者。ファンに希望を与える野球をしてほしい」と話した。

長嶋氏の思い出とファンの期待

巨人軍の関西遠征時の定宿「ホテル竹園芦屋」(兵庫県芦屋市)の運営会社社長の福本吉宗さん(57)は、松井さんが選手時代に宿泊した際、監督だった長嶋さんの部屋から、鋭いバットのスイング音と、長嶋さんの「おお、それだ」という声が聞こえたという。「長嶋終身名誉監督が天国で一番喜んでおられるのではないか」と語った。

関西の財界関係者らでつくる読売巨人軍の応援組織「関西 燦燦会」で世話人を務める岩谷産業の牧野明次会長(85)は「大リーグでの経験を生かし、もう一度日本一を目指してほしい」とエールを送った。

阪神タイガースファンという神戸市の医療従事者の女性(64)は「強敵になるだろう。巨人戦がもっと盛り上がると思うと、来シーズンが楽しみ」と笑顔だった。大阪市の会社員男性(63)も「『球界の盟主』としてプロ野球を引っ張ってほしい」と話した。