「春の高校バレー」として行われる「JVA第79回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)の和歌山県大会は19日、和歌山市中之島の「こうふくホーム和歌山アリーナ」(県立体育館)で男女の準決勝が行われた。男子は開智が田辺を圧倒、和歌山工は和歌山北との大接戦を制した。女子は開智が粘る和歌山北を寄せ付けず、日高は和歌山信愛に競り勝ち、決勝進出を決めた。決勝は11月3日に同体育館で行われる。
男子は開智と和歌山工が決勝へ
春高バレー常連校の開智は、序盤から主力の選手らが力を発揮、サイドからの強力なアタックのほか、ミドルからのテンポの速い攻撃で攻め立て、優位に試合を展開した。田辺は、随所に攻撃力のあるアタックなどで得点したが、及ばなかった。
実力校同士の対戦は、2セット連続でジュースとなる一歩も譲らない展開。和歌山工はサイドアタックなどで得点を重ね、1セットを29-27で振り切った。和歌山北はブロックなどを決め2セットは30点を超える熱戦となったが、セットを奪えなかった。
女子は開智と日高が勝ち上がる
開智は、安定した攻撃で得点を重ねた。アタックや緩急を付けたネット際のプレーなどで相手を翻弄。高さのあるブロックも効果的だった。和歌山北は、コートを広く使った攻撃や、守備からのつなぐプレーなどもあったが、及ばなかった。
日高は、緊張感のある競った場面でものびのびとプレー。点差のある状況からでもボールをつなぎながら、得点を重ねて追いつきジュースを制した。和歌山信愛は、チームの持ち味のボールをつなぐ粘りのバレーを発揮したが、一歩及ばなかった。