専修大、集団走封印し2年ぶり箱根切符 2年生・向田泰誠が初ハーフで快走
専修大、集団走封印し2年ぶり箱根切符 2年生・向田泰誠が快走

来年1月の第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が17日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地などで行われ、専修大が10時間33分42秒で全体4位となり、2年ぶり73回目の本大会出場を決めた。

初ハーフマラソンでチームトップ

本大会に導いたのは、今回が初めてのハーフマラソンでチームトップとなった向田泰誠選手(2年)だった。向田選手は1年時はけがや熱中症でほとんど走ることができず、予選会の出場も初めて。今夏は1日平均30~50キロほど走り込んで長距離を走るスタミナをつけた。

この日は前半から快足を飛ばしたが、まわりに食らいつく戦術だった残り約6キロで息があがりかけた。それでも「自分がタイムを稼ぐんだ」と奮起し、チームトップの1時間2分41秒でゴール。「初めてのハーフマラソンだったけど楽しかった。夏の練習で自信がついた」と振り返る。

集団走を封印し自由に走らせる戦術

長谷川淳監督は、体力を温存しすぎて力を発揮できないことにつながっていた集団走を封印し、今回、選手に自由に走らせる戦術に変更した。その戦術がはまり、専修大は10人目がほとんどの計測ポイントを全チームの中で最速で通過した。

神奈川県内に練習拠点などを置く大学では、東海大(平塚市)が3位、専修大(川崎市)が4位、神奈川大(横浜市)が8位、日本体育大(横浜市)が9位で本大会出場を決めた。4校は、シード権を獲得している青山学院大(相模原市)、国学院大(川崎市)とともに箱根路に挑む。

目標はシード権獲得

チームの目標はシード権獲得。長谷川監督も「大きい試合になればなるほど結果を出してくれる」と信頼する。頼れる2年生が憧れの箱根路に挑む。