プロ野球ドラフト(新人選手選択)会議が22日に行われる。岐阜県内からは、プロ志望届を提出した高校生2選手が指名を待つ。
中京高・鈴木悠悟投手、最速148キロの本格派右腕
今夏の甲子園に出場し、U-18(18歳以下)日本代表として国際大会も経験した中京高の鈴木悠悟投手(18)は、最速148キロの直球が武器の本格派右腕だ。
滋賀県彦根市出身。兄の影響で小学1年時に本格的に野球を始めた。中学時代は硬式野球のクラブチームで投手や遊撃手として活躍し、高卒でのプロ入りを目指して、野球に集中できる環境が整う中京に進学した。
中京では食事の回数を増やし、毎日ウェートトレーニングに励むなど肉体改造に努めた。3年間で体重が約15キロ増加し、直球の最速は入学時から10キロ速くなり、球威も増した。
転機はU-18代表候補合宿、甲子園に7年ぶり導く
転機は今年4月に行われたU-18日本代表候補の強化合宿。同世代の有望選手を相手に好投し、全国区の選手になった。夏には「プロ入りに向けて行かなくてはいけない場所」と言い聞かせていた甲子園へ、同校を7年ぶりに導いた。
投打の二刀流として名前が挙がるが、プロでは投手に絞って挑戦したいと意気込む。「やることはやった。後は結果を待つだけ」と話す。
関商工高・鈴木悠人選手、強打の外野手
関商工高の鈴木悠人選手(18)は、走攻守3拍子そろった強打の外野手だ。
坂祝町出身。県外の強豪高校から誘いもあったが、関商工高の江崎大輔監督(45)から「プロに行くための道を俺が作る」と熱意を伝えられ進学。入学直後からレギュラー選手として出場し、昨夏、今夏の県大会では上位打線に座り、ともに打率4割5分超えをマーク。2年連続でチームを4強まで牽引した。
プロ入りを視野に入れ、高校2年秋から木製バットを試合で使い始め、通算27本塁打のうち12本を木製バットで放った。遠投110メートル、50メートル走は6.0秒と身体能力も高い。
「緊張よりも楽しみ。自然体で(ドラフト会議に)臨みたい」と吉報を待つ。
このほか、岐阜第一高出身の柴崎聖人選手(社会人野球=王子)、県岐阜商高出身の伊藤颯希選手(上武大)らの指名も期待されている。大学野球県リーグからは、孫俊郎選手(岐阜聖徳学園大)、藤田泰聖選手(朝日大)らがプロ志望届を提出している。