日本ハム育成5位の慶応・今津主将「政界にも興味ある」祖父は衆院議員、父は旭川市長
日本ハム育成5位の慶応・今津主将「政界にも興味」祖父は衆院議員、父は旭川市長

プロ野球のドラフト会議が22日に東京都内で行われ、現職の旭川市長を父に持つ慶応大の内野手・今津慶介(21)が日本ハムから育成5位で指名された。

指名直後の歓声と安ど

横浜市の慶応大日吉キャンパスの会場。支配下の指名が終わり、いったん会見場から退出した今津は「このまま終わるんじゃないか」と不安を抱えていた。指名を受けると、野球部員から大歓声が起きた。「ホッとしました。指名されたことよりも、周りのチームメートが喜んでくれたことがうれしかった」と振り返った。

政界への興味とプロへの決意

祖父の寛氏は元衆院議員で、父の寛介氏は旭川市長。指名後の記者会見では「やっぱり父や祖父の背中を追ってきたので、政界の方にも興味はある」と発言した。それでも、「将来どうなるかは分かりませんが、今は毎日必死に野球の練習をして、一日でも長くファイターズの選手としてやれるようにやっていきたいなと思います」とプロでの活躍を誓った。

シュアな打撃のスイッチヒッター

今津はシュアな打撃が持ち味のスイッチヒッターだ。プロ野球初の300勝投手、ビクトル・スタルヒン(1916~57)の母校、旭川東高(旧旭川中)の出身。3年夏の北北海道大会では決勝で敗れたものの、主将として同校を53年ぶりとなる準優勝に導いた。

慶応大では3年春からレギュラーをつかんだ。「背中で、エネルギーで引っ張るタイプ」(堀井哲也監督)で、今年度は主将を務めた。22日時点で通算8本塁打、35打点を記録している。

憧れの球団への恩返し

日本ハムは幼い頃から好きな球団だという。「憧れがありましたし、(選手は)夢を与えてくれた方々だった。その分のお返しをチームにできるよう、一日も早くチームに貢献したい」と語った。プロでの目標を問われると、「新庄監督のように見ている人を興奮させるプレーができるような選手になりたい」と話した。