巨人は育成ドラフト会議で、川崎市に住む中学3年生の関蓮太郎捕手(14)を指名した。育成選手ながら史上最年少となる異例の指名だ。
史上最年少指名の背景
プロ野球の野球協約では、中学生も「新人選手」としてドラフト会議の対象となる。これまでの最年少は2004年、米国の高校を休学中に阪神タイガースから8巡目で指名された当時15歳の投手、辻本賢人さんだった。
関捕手は今年、三つの全国大会で準優勝した巨人の中学硬式野球チーム「ジャイアンツU15ジュニアユース」で主将を務めた右打ちの主砲。今秋、15歳以下のワールドカップでも日本代表の4番を任され、開催国メキシコを破った3位決定戦で2ランを放つなど活躍した。
育成環境と将来像
2024年4月、中学1年生だけで発足した巨人U15に1期生として入団。発育に合わせたトレーニングや栄養指導で1メートル79、82キロという体つきに成長した。練習の理由や目的を考え、自主性を養う環境で技術だけでなく、精神面も磨いた。
これまでの読売新聞の取材に、「高校野球で甲子園を目指すより、自分で物事を考え、質の良い練習をできる環境で早くプロになりたい気持ちは強い」と話していた。
球団関係者によると、入団が決まった場合、関選手は来春から全日制の高校に進学し、学業との両立を図る。平日は夕方からファーム施設で練習し、週末や祝日は当面、三軍の練習に参加する見込みという。