全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、新たに新体操と登山、柔道が始まり、計7競技が5府県で行われた。バレーボール女子では、東九州龍谷が準々決勝を突破し、ベスト4進出を決めた。
フルセットの接戦を制す
大阪国際(大阪)との準々決勝はフルセットまでもつれ込んだ。リードを許した第3セット序盤、主将の忠願寺莉桜選手(3年)は胸を叩いて「自分に持ってこい」と仲間へジェスチャーを送った。いつもなら、そのまま押し切られるのが「負けパターン」。この日は「ここが殻を破るチャンス」と自らを奮い立たせ、身長1メートル82の長身から強烈なスパイクをたたき込み、守備でも好レシーブを連発し、ピンチを救った。
互いに一歩も譲らない接戦を制した主将は、試合終了のホイッスルと同時にその場に座り込み、安堵とうれしさをかみしめた。
頂点への思い
1年生からレギュラーでインターハイ出場は今年で3度目だが、1年目の3位が最高順位だ。あと少しで優勝に届かなかった悔しさを知るからこそ、この舞台に懸ける思いは強い。「自分が決めきるだけ。ここまで来たら絶対に取りに行く」。視線の先には頂点しかない。



