巨人は18日、本拠地での中日戦に2-0でサヨナラ勝ちし、連敗を3で止めた。0-0で迎えた九回、泉口友汰が2ランを放ち、今季5度目のサヨナラ勝ちを収めた。中日は九回途中まで好投した金丸を援護できず、連勝は3で止まった。
プロ初のサヨナラ打
一直線に右翼スタンドへと伸びていく打球の行方を確認しながら、泉口はバットを放り投げて右手の指を突き立てた。好投の金丸を粉砕する一撃は、プロ入り初のサヨナラ打となった。
両チーム無得点の九回、一死から松本が中前打で出塁。泉口は「チャンスを広げて、後ろにつなげる」との思いで打席に入ったが、1ボールから内角への変化球に反応し、迷いなくバットを振り抜いて試合を決めた。
ベンチでのやり取りと心境
お立ち台では、九回の攻撃が始まる前にベンチで大城に「本塁打お願いします」と言われたと明かし、「まさか打てるわけないと思っていたけど、本当にそうなってビックリ」とおどけた。
前カードのDeNA戦で3連敗し、15日の3戦目には自身の失策が戸郷の大量失点につながった。「自分の技術不足」と唇をかんだが、優勝争いも佳境に差し掛かり、落ち込んではいられない。「いい時も悪い時もあるけど、毎日試合は続く。その日、結果を残すためにしっかり準備して臨むだけ」と語った。2年連続で規定打席に到達している3年目の左打者は、目の前の1球、1打席に全力を注いでいる。
浦田の離脱とチームへの思い
1番を務めてきた浦田が右肘を痛めて戦列を離れた。打線は先導役を失い、泉口にかかる期待は一層大きくなっている。「(浦田は)一番チームを引っ張ってきた選手。最後まで行きたかった気持ちは本人が一番あると思う。戻って来られるかは分からないけど、自分たちはやるべきことをやりたい」と語った。今季、二遊間で長くコンビを組んだ後輩のためにも、首位阪神に食らいついていく。
巨人・橋上監督代行は「こういう試合は、ホームランで決まるかなと思っていたけど、まさかあそこで出るとは。(泉口の)状態は上がってきた。上位打線である程度、固定できればと思う」と話した。



