ふたば未来学園が男女同時優勝、インターハイバドミントン
ふたば未来学園が男女同時優勝、インターハイバドミントン

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は24日、バドミントンの男女団体決勝が行われ、ふたば未来学園(福島)が同校にとって2017年以来の男女同時優勝を遂げた。男子は3連覇を狙った埼玉栄(埼玉)を破って3年ぶり6度目、女子は5連覇中の柳井商工・柳井(山口)を倒して7年ぶり7度目の制覇となった。レスリングの男子団体決勝は、自由ヶ丘学園(東京)が大体大浪商(大阪)に勝ち、2連覇を達成した。

「仲間っていいな」最高の笑顔…ふたば未来学園・大石夢陽主将

バドミントン女子団体決勝で、第2シングルスの試合に臨んでいたふたば未来学園の主将・大石夢陽(3年)は、観客席とベンチの雰囲気の変化に気付いた。「私が勝てば、優勝なんだ」。

自身は第1ゲームの途中だったが、先にスタートした3試合が続々と終わり、ダブルスで2勝。優勝に王手がかかった状況となり、自身のコートにチームメートが集まってきた。緊張と重圧に加え「柳井商工へのトラウマ」(大石)から、手が震えた。勝利どころか1ゲームも取ったことがないと、本人は記憶する。そんな時、「やってきたことを信じて」という仲間の声が耳に届いた。

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今春の選抜大会決勝で敗れ、自身の課題を洗い出した。気付いたのは、ストロークのパワー不足。監督らと相談し、ダブルスの練習に参加して展開の早いラリーを体感した。「ミスを誘うスタイルから、自分で主導権を取りにいくようになった」と大石。決勝はコートを広く使って相手を揺さぶり、ポイントを重ねた。

「ここ攻めるよ」「もう1本」。次第に増える周囲の声にうなずきながら、最後まで戦った。「めちゃくちゃ頼もしくて。仲間っていいな」。最高の笑顔がはじけた。

「攻める気持ち貫けた」…ふたば未来学園・芦田潤平選手

バドミントンの男子団体決勝でふたば未来学園に流れを呼び込んだのは、第1シングルスの芦田潤平(2年)だった。相手は、今春の選抜大会の団体決勝で完敗を喫した選手。「ここを取れば『僕らが強くなっている』と相手にも仲間にも響くと思った」と気持ちを高ぶらせた。実際、接戦で勝利をつかみ取ると、勢いづいたチームは頂点へと上り詰めた。芦田は「先輩に勢いをつなごうと必死だった。攻める気持ちを貫けてよかった」と胸を張った。

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