10月中旬に開幕するバレーボール国内最高峰「大同生命SVリーグ」の男子2026~27年シーズンに、鹿児島県日置市を拠点とするフラーゴラッド鹿児島が参戦する。九州・山口の男子チームがこのリーグに入るのは初めて。選手たちは「アグレッシブチャレンジバレーボール」を合言葉に躍進を誓う。
原点は2012年結成の高校OBチーム
フラーゴラッド鹿児島の前身チーム結成時から携わり、現在はゼネラルマネジャー(GM)を務める川畑俊輔さん(37)。ここまでの道のりを振り返り、「スポンサー企業や自治体の支えなど、いろんなものが重なってここまで来られた。奇跡のよう」と語る。
原点は、2012年に母校である鹿児島商業高のバレー部OBで結成したチームにさかのぼる。20年に開催予定の鹿児島国体に向けた強化チームという位置づけで、同高の教員だった自身も監督を務めていたが、コロナ禍で国体は延期に。「不完全燃焼の選手たちのために」と一念発起し、21年にチームを法人化して教員をやめてGMに就いた。
V3初優勝からSVリーグ参入まで
鹿児島初のプロバレーボールチームとして動き始め、23~24年シーズンには3部相当のV3リーグに初参戦で初優勝。24~25年シーズンは2部相当のVリーグで年間王者に輝いた。25~26年シーズンはVリーグ西地区3位だったが、SVリーグの要件を満たして参入にこぎつけた。
川畑さんは「地域活性化や競技普及・強化の面で九州唯一のSVリーグ男子クラブという強みを生かし、鹿児島の経済が回るような仕組みを作っていきたい」と意気込む。



