ソフトバンクは12日、ロッテ戦(ペイペイドーム)で5―4と勝利し、5連勝を飾った。先発した新外国人のラトリッジ投手が5回1失点で来日初勝利を挙げた。
代役登板で存在感
ここまで2桁勝利を挙げてリーグ優勝への道のりを先導してきた大津投手が、コンディション不良で登板を回避。代役として白羽の矢が立ったのが、8月に来日したラトリッジだった。身長2メートル03の新外国人右腕が初登板ながら粘り強く投げ、初白星を飾って首脳陣の期待に応えた。
初回の失点から立ち直る
初回、一死から藤原選手に甘く入った変化球を右翼スタンドに運ばれた。それでも、「初心に戻っていい球を投げることだけ考えた」と気持ちを切り替えた。その後は安打を許しながらもテンポよく要所を締めた。5回5安打無四球で1失点と役割を果たし、「立て直して自分の持ち味を出せた」と安堵の表情を浮かべた。
先発仕様に準備
米大リーグに移籍した元巨人のマイコラス投手やグリフィン投手らに質問し、日本の野球のイメージを作ってきた。大リーグでは、ここ数年は中継ぎが主戦場だったが、入団決定後はトレーニングを先発仕様に変え、万全の準備をしてきたという。
危なげなく初登板を乗り切り、小久保監督も「5回いってくれれば御の字かなと思っていたので十分」と評価。ラトリッジは「すごくよいスタートだった。これが続いていくように頑張る」と語った。急きょ巡ってきた出番で挙げた1勝目は、大きな自信になったはずだ。



