山口茜、アジア大会へ負けから学んだ経験値 ジャパンOP準優勝
山口茜、アジア大会へ負けから学んだ経験値

バドミントンのダイハツ・ジャパン・オープンは19日、東京体育館で各種目の決勝が行われ、日本勢は女子シングルスで山口茜(再春館製薬所)が、シンドゥ・プサルラ(インド)に0―2(17―21、17―21)で敗戦。2年ぶり5度目の優勝はならなかった。男子シングルスでも渡辺航貴(BIPROGY)がクリスト・ポポフ(フランス)に0―2(11―21、19―21)で敗れ、準優勝だった。

「イチかバチか」で挑んだ決勝

決勝に上がってくるまでの4試合のうち、最終ゲームまでもつれたのが3度。山口茜はいずれも第1ゲームを落としたところから、粘り強く戦って逆転勝ちを収めてきた。

2年ぶり5度目の優勝がかかった頂上決戦は、疲労困憊(こんぱい)だったのだろう。持ち前のすばしっこさを発揮しきれなかった。

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「守備から攻撃に転換する時、自分のスピードが上がらない。自分から仕掛けて得点を取りに行くのは、難しかった」

得点パターンが限られる中、第1ゲームを失った。続く第2ゲームは「イチかバチか」で身長179センチの相手に、低いラリー戦を挑んだ。うまくいった場面もあったが、劣勢をひっくり返すまでには至らず。最後は自身のショットがアウトになり、試合が終わった。

準々決勝での逆転劇

今大会は決勝まで、いつ敗れてもおかしくないような道を歩んできた。たとえば準々決勝。1―1で迎えた最終ゲーム、相手にマッチポイントを握られたが、そこから粘って逆転勝ち。山口は「負けを覚悟してからも、コートの中で何かをつかもうと必死だった」と振り返る。この経験が、アジア大会に向けて大きな財産になると語った。

「厳しい試合を何度も経験できた。最後は負けてしまったけど、その中で得たものは大きい。アジア大会ではそれを生かしたい」

男子シングルスでは渡辺航貴が決勝に進出したが、ポポフにストレート負け。それでも、今大会の活躍で世界ランキングを上げ、今後の飛躍が期待される。

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