W杯優勝スペイン代表が帰国パレード、熱狂の一方で13歳少年死亡の悲劇
W杯優勝スペイン代表帰国パレード、熱狂と悲劇

サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝から一夜明けた2026年7月20日、優勝したスペイン代表チームが首都マドリードに帰国し、盛大なパレードと祝賀会が行われた。厳しい暑さの中、選手やサポーターは疲れを見せず、16年ぶりの優勝の喜びを分かち合った。

34.5度の酷暑の中での熱狂

この日のマドリードの最高気温は34.5度に達し、祝賀会が始まった午後7時ごろも太陽が照りつけていた。会場周辺は身動きが取りづらいほど人で埋め尽くされ、前日の試合を盛り上げた応援チャントが響き渡った。

マドリードの大学に通うサラ・ディアスさん(21)は「あまりにも人が多すぎるけど、みんなが集まって一緒に盛り上がっているのを見るのはうれしい」と語った。

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パレードでの選手とファンの交流

午後9時半過ぎ、代表チームを乗せたバスが会場近くに到着。パレードが開かれたルートの沿道で待ち構えていた人々は「カモーン!」と大声を上げ、一斉にスマートフォンを掲げた。選手たちは踊りや拍手で応え、ファンとの一体感を演出した。

スペインとベネズエラの国籍を持つ女性(27)は、午後6時半過ぎから立って待ち、前から3列目で見たという。「唯一無二でプライスレスの体験。ここで感じられる全部のエネルギーを楽しんだ」とコメント。4年後の次のW杯で、3回目の優勝に期待していると語った。

祝賀会は深夜まで、悲劇も発生

祝賀会は選手や監督らが歌やダンスを披露し、午後11時半まで続いた。しかし、熱狂のなかで悲劇も起きた。欧州メディア「ユーロニュース」などによると、西部サラマンカで20日未明、サポーターたちが噴水の構造物に登った際、上部が倒壊したとの緊急通報があった。落下物が当たり、13歳の男性1人が死亡し、少なくとも2人がけがを負ったとされる。

この事故を受け、地元当局は注意を呼びかけている。スペイン代表の選手たちも、勝利の喜びと同時に、犠牲者への哀悼の意を示している。

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