2026年7月19日(日本時間20日)に北中米3か国で行われたサッカーワールドカップ決勝で、スペイン(世界ランキング2位)が延長戦の末にアルゼンチン(同1位)を1-0で下し、2010年南アフリカ大会以来となる2度目の優勝を果たした。優勝賞金は5000万ドル(約81億円)。スペインは国際Aマッチで38試合連続無敗とし、男子サッカーの世界最長記録を更新した。アルゼンチンは史上3チーム目の大会連覇を逃した。
トレス決勝点の瞬間
決勝ゴールは延長後半の106分に生まれた。右サイドからヤマル、ポロとパスが渡り、浮き球のクロスをウィリアムズが頭で折り返し、トレスが蹴り込んだ。トレスは「あの得点は自分のものではない」と語り、チームワークの成果を強調した。
圧倒的な試合内容
スペインはシュート数、ボール保持率ともに前回王者のアルゼンチンを圧倒。ボールを失えば複数で寄せて奪い返し、自陣から攻め上がる場面ではロドリが組み立て、オルモやオヤルサバルがパスを受け、サイドのヤマルやバエナらを走らせた。計8試合で失点はわずか1と、過去の優勝チームで最少を更新した。
デラフエンテ監督の戦略
開幕前は、国内随一の名門レアル・マドリードから代表選手が選ばれなかったことが話題となった。デラフエンテ監督はクラブの格より、足元の技術と球際の強さを重視。大会最優秀選手に選ばれたロドリは「開始から勇敢に勝ちに行く。それこそ、強さの秘密だ」と語った。
優勝への道のり
初戦こそ引き分けたが、徐々にチームがかみ合い、準決勝でフランス、決勝でアルゼンチンと前々回、前回の王者を連続で撃破。ククレリャは「2試合とも自分たちが試合を支配し、素晴らしいサッカーを見せられた」と笑顔で振り返った。
試合総評
終始主導権を握ったスペインが勝利。再三の好機を生かせず迎えた延長後半、右クロスを味方が折り返したところをトレスが蹴り込んだ。アルゼンチンは延長戦に入るまでシュートを放てず、終盤に押し込んだものの無得点に終わった。



