全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、新たに新体操と登山、柔道が始まり、計7競技が5府県で行われた。新体操男子個人で、丸山一休選手(済美3年)が優勝した。
最後のスティックをつかんだ瞬間、拳を突き上げた。男子個人で2種目を大きなミスなく演じ切り、合計47.4点をマーク。「結果を考えず、その時のベストを出すことだけを考えた。やり切れた気持ちが大きい」と笑みを浮かべた。
高難度技を成功
最大の見せ場は、スティックの冒頭で披露した、アクロバット動作とともに、投げ上げる高難度技。本番前の練習でも投げる方向が乱れたが、「ここまで来たら自分を信じるしかない」と挑み、成功させた。
中学時代に全日本ジュニアで優勝した実力者。国士舘の村山颯選手(3年)がライバルだ。しかし、昨年の総体は3位、今春の全国選抜は2位で、村山選手に及ばなかった。選抜では相手を意識するあまりのミスもあり、弱気になった。
「自分は自分」で開眼
だが5月のユース大会前に、指導者の助言で「自分は自分」と考えられるようになった。動きの緩急や滑らかさも磨き、通し練習を重ねて体力もつけた。
「難しい技を一か八かで決めるのが自分のスタイル」。高校最後の大舞台で勝負は成功し、優勝を勝ち取った。大学でも競技を続け「全国で優勝を重ね、誰も文句を言えないくらいうまくなりたい」と、力を込めた。



