憧れの先輩・巨人増田陸選手に続け 明秀日立主将が涙の夢託す
憧れの先輩・巨人増田陸選手に続け 明秀日立主将涙

明秀日立の主将・脇山琉維(3年)が、第108回全国高校野球選手権茨城大会準々決勝で常総学院に延長十回タイブレークの末8―9で敗れ、高校最後の夏を終えた。試合後、涙が止まらなかった。

脇山は昨夏の甲子園に下級生で唯一出場し、今夏は2本塁打を放つ強打の1番打者としてチームを牽引。常総学院戦では、1点を追う二回表2死三塁からフルカウントで内角直球を右翼線へ運び同点打を放った。「まだここから。次の1点」と冷静さを保っていた。

憧れの先輩と金沢監督

日立市出身で、明秀日立のグラウンドまで車で15分。当時高校生だった巨人の増田陸選手が好きで、「勝負師」の金沢成奉監督にもひかれた。小学生時代から明秀日立に入学を決めていた。

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昨冬に会った増田選手からは「キャプテン大変だと思うけど、腐らず」と激励された。腐ることはなく、夏は背中でプレーを見せてきた。

激闘の末に敗退

明秀日立は第1シードの土浦日大を破り、延長十一回タイブレークの末に水戸葵陵に勝利。準決勝まで勝ち上がった。常総学院戦では途中リリーフの山田悠月(2年)が好投したが、延長十回タイブレークで逆転負けを喫した。

試合後、金沢監督は「彼のキャプテンシーがここまで引っ張ってくれた」と語った。脇山は「この夏の経験を生かし、日本一をかなえてほしい」と後輩に夢を託した。

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