明治学院大、箱根予選21位 中村匠吾監督「力不足受け止める」
明治学院大、箱根予選21位 中村監督「力不足受け止める」

第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が17日、東京都立川市で行われ、2021年東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾監督(34)が今春就任した明治学院大が前回より順位を一つ上げて21位に入った。

目標届かずも「半年間やってきた力は出してくれた」

30年度の本大会初出場を目指すチームは今回、過去最高順位(19位)の更新を目標に設定。厳しい日差しや強風に見舞われた中で、各選手が設定タイムを少し下回る程度で踏ん張り、「半年間やってきた力は出してくれた」とたたえた。一方、チームの総合タイムに対する順位が予想を下回り、「私たちの予選会の見極めに、ちょっと甘さがあった」と反省を口にした。

準備期間半年、秋冬はスピード強化へ

昨年度は現役選手の活動と並行して早大大学院に通い、国内外のトップチームを巡って学んだ最新トレーニングの知識を基に、練習メニューを大きく転換。選手も着実に変化を見せ始めていたが、小出暖人主将(3年)は「うまくいった期間が短かった。他大学はこれ以上のことを1年間当たり前にやってきているので、もう少し早くチーム作りができていればこうはならなかった」と悔やんだ。

今回は4月の監督就任から準備期間が約半年と限られたため、予選会で走るハーフマラソンの距離対応に注力する形となったが、次回予選会に向けてはしっかりと期分けした強化スケジュールを組み、まずは秋冬のトラックレースでスピード強化に着手する方針だ。

下級生の経験を糧に、中村監督が決意

現チームの4年生はチーム最上位の個人109位に入った高橋歩夢ただ1人で、それ以外のメンバー全員が残る。「オリンピックを含め、選手時代のどんなレースより緊張する」と語っていた初挑戦の予選会を終えた中村監督は「今回これだけの下級生が経験できたのは、非常に大きい。我々の力不足をしっかり受け止め、この1年、さらに努力していきたい」と決意を新たにしていた。