東京都小平市の交差点で、本来は停止する義務がないのに、信号を無視したとする道路交通法違反容疑で警視庁が車両の運転者を誤って取り締まっていたことがわかった。取り締まりミスは2024年5月から2026年7月までに63件あり、都公安委員会は違反点数を是正した。警視庁は該当する運転者に納められた反則金を返還する。
取り締まりミスのあった交差点の構造
取り締まりミスがあったのは、西武鉄道多摩湖線一橋学園駅北口付近の道路「学園中央通り」(東京都小平市学園東町1丁目)だ。東から西方面に線路に向かっていくと「A交差点」があり、A交差点の横断歩道手前に「停止線」が引かれている。A交差点の先には踏切がある。
A交差点には車が従うような信号はなく、踏切(線路)手前の信号はB交差点に連動している。この踏切の手前には信号機と「踏切停止線」がある。踏切を越えた先には「B交差点」があり、この信号機は、踏切を含めB交差点の交通を規制するものだ。
信号の表示と誤った取り締まり
信号機は「赤点滅」「黄」「赤」の順で変わる。信号が赤点滅や赤の時、車両は「踏切停止線」の手前で一時停止や停止をする必要がある。
しかし、管轄する小平署は、信号機が赤点滅や赤の時、A交差点の停止線で止まらなかった車両について、信号無視をしたとして取り締まったという。運転者は反則切符を切られ、都公安委員会から違反点数を付され、反則金を納めた。
複雑な道路環境と今後の対応
ミスは問…