上武大、箱根予選23位で8年ぶり出場ならず 諏訪監督「道は厳しい」
上武大、箱根予選23位で出場ならず 諏訪監督「道は厳しい」

第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会が17日、東京都立川市などで行われた。8年ぶりの本大会出場を目指した上武大(群馬県伊勢崎市)は23位に終わり、箱根路への切符はつかめなかった。

尾島選手は日本人トップの力走も

予選会は、45校の各チームから出場する10~12人がハーフマラソン(21.0975キロ)を走り、上位10人の合計タイムが速い1~10位に来年1月の箱根駅伝への出場権が与えられる。

上武大は、毎年予選会に出場する尾島樹選手(3年)が前年より2分30秒速い1時間3分34秒でゴールし、チームの日本人トップの力走で個人69位に食い込んだ。1万メートルのタイムがチーム最速のケニア人留学生ニコラス・キプチュンバ選手(1年)は後半に失速したものの、個人63位の成績だった。しかし、5番手以降が1時間5分以上と続かず、前年の20位から順位を落とした。合計タイムは10時間54分31秒で、総合10位(法政大)に15分近く離された。

監督と選手の悔しさ

尾島選手は「中盤まで自分のペースで進められ、残り5キロでもペースアップできた」と充実感をにじませつつ、「練習では走れている選手が多いが、他大のレベルの高さとこの大舞台にのまれてしまった。来年は気持ちで負けない走りをしたい」と悔しさをあらわにした。諏訪利成監督(49)も「力を出し切れなかった。箱根路への道は厳しい。レース経験を積み、地道に練習をするしかない」と改めて決意を語った。

育英大と高崎経済大の健闘

一方、育英大は前年の31位から大幅に順位を上げた。強風や強い日差しの影響で、前年よりタイムを落とす大学が多い中、7分近く合計タイムを縮めた。今年1月に就任した戸田雅稀駅伝監督(33)は「全員が崩れず最後まで走り切った。ここから着実に順位を上げていきたい」と満足そうに話した。

また、高崎経済大は最下位ながらも、前回2023年の予選会は記録なしに終わっていただけに、高橋栄作監督(58)は「全員がよく走り切ってくれた。この大会を機に、予選会でも戦えるチームにしていきたい」と意気込んだ。