アジア・アジアパラ大会2026のアーティスティックスイミング・チームで、日本は6大会連続の銀メダルを獲得した。26日のアクロバティックルーティン(AR)、27日のテクニカルルーティン(TR)、28日のフリールーティン(FR)で、いずれも中国に次ぐ2位となった。
「武士道」をテーマに力強い演技
日本のFRのテーマは「武士道」。刀を抜くポーズで水中に入ると、一糸乱れぬキレのある足技で魅了した。自分と向き合う武士の力強さを表現し、石井(アクラブ調布)が華麗に宙を舞うと、会場からは大歓声が上がった。
フライヤー石井、高さと回転への挑戦
長年苦戦してきたアクロバティック技で、空中で飛ぶフライヤーに起用されたのが身長1メートル55の石井だ。小学生から始めた体操の経験が生きており、現在も週に1度はトランポリンで空中感覚を磨く。
今年はイタリアから専門コーチを招き、踏み切りの基本から見直した。高さのある空中技を軽やかに決め、高得点を出したが、「まだまだ高さはかなわないし、回転も必要。もっと世界で戦えるフライヤーになる」と誓った。