プロ野球オリックスの平野佳寿(よしひさ)投手兼コーチ(42)が25日、京セラドーム大阪で引退会見を開いた。日米通算で852試合に登板し、258セーブを挙げた右腕は21年間のプロ生活を振り返り、「おつりがくるくらい、やりきらせていただいたので、すっきりしています」と話した。(記録は9月24日時点)
引退を決めたのは7月 「シンプルに戦力にならない」
引退を決めたのは7月だった。「シンプルに戦力にならない。それが一番の原因です」。昨季は3試合、今季も2試合の登板にとどまっていた。「けがも重なって、そこでダメかなとすっぱりできた」。引退については妻に最初に伝えたという。
一番の思い出は2021年の優勝
一番思い出に残っている瞬間を問われると、2021年の優勝をあげた。「(米国から)帰ってきた1年目に優勝できた。あの瞬間が一番です」。23年にかけて毎年40試合以上に登板し、リーグ3連覇を達成した。「少しでも貢献できていたなら、戻らせてもらってよかったです」
今後はコーチとして「返す番だと思う」
今季はコーチ兼任という立場で過ごした。「コーチの方が選手1人のためにこれだけ動いて、考えているということを見させてもらった」。今後については、「若い子たちに、今までやってもらったことを返す番だと思う」とコーチとして歩んでいきたいと話した。