競泳男子200m平泳ぎで大橋信選手が世界新記録を樹立し金メダル獲得
大橋信選手、世界新で金メダル アジア大会競泳

愛知・名古屋アジア大会の競泳男子200メートル平泳ぎで、17歳の大橋信選手(枚方SS)が24日、2分4秒83の世界新記録をマークして金メダルを獲得しました。2002年大会の同種目で世界新を出した北島康介さんは、その後の五輪で2大会連続2冠を達成しており、偉大な先輩と同じ道を歩む大橋選手への期待が高まっています。

世界新記録に会場が歓喜

ゴール直後、世界新記録が出たことがわかると、会場の東京アクアティクスセンターは大歓声に包まれました。大橋選手は右腕で力強く水面をたたき、大きな水しぶきが上がりました。

視力が0.8程度だといい、「(電光掲示板の)タイムがよく見えなかったが、その横に(世界新を示す)WRと記されていたので、(世界記録を)打ち立てたという気持ちが込み上げて、とてもうれしかった」とはにかみました。

日本のお家芸・平泳ぎの系譜

平泳ぎは日本のお家芸です。04年アテネ、08年北京の両五輪でいずれも100メートルと200メートルを制し、4個の金メダルを手にした北島さんは、02年に韓国・釜山で行われたアジア大会の200メートルで世界記録を樹立したことが成長につながったといいます。北島さんは「強くなっていく過程でアジア大会で結果を残し、大きな自信になった」と振り返ります。

2年後のロサンゼルス五輪へ期待

その背中を追うように、アジア大会で世界新をたたき出した大橋選手は「北島さんと同じ道を歩めそう」と笑みを浮かべ、北島さんは「まだ成長過程であってほしい」と、さらなる飛躍を期待しています。