バレーボールの国内最高峰「大同生命SVリーグ」男子2026~27年シーズンに、鹿児島県日置市を拠点とするフラーゴラッド鹿児島が参戦する。九州・山口の男子チームがこのリーグに入るのは初めて。選手たちは「アグレッシブチャレンジバレーボール」を合言葉に躍進を誓う。
「クリエイティブシンキング」で強豪に対抗
8月下旬、日置市の体育館では、円陣を組んだ選手らが「We Fights!」と大声を上げ、ゲーム形式の練習に多くの時間を割いた。連係ミスがあればその都度プレーを止め、その局面で誰がレシーブに入るのかなどコーチも交えながら話し合い、互いの役割の把握を入念に行った。
在籍する日本人選手は11人。開幕までに外国籍選手4人が順次合流し、選手間のコンビネーションを高めていく予定で、藤田高教ヘッドコーチ(65)は「選手たちにはクリエイティブシンキングとスピードを求めている」と戦術の一端を明かす。
クリエイティブシンキングは、発想力豊かに相手が思いつかないような攻撃を仕掛けていくこと。頭脳プレーで経験豊富なSVリーグの強豪チームの裏をかき、対抗していく考えだ。
高速攻撃を可能にする新戦力
攻撃の高速化も図る。補強としてSVリーグ・東レアローズ静岡から1メートル87の長身セッター、酒井啓輔選手(30)を獲得。高い位置からトスを上げることでスパイクまでの時間短縮につながり、効果的な速攻が可能になるという。



