欧州評議会、FIFAにサッカーのインテグリティ強化を要請 W杯北中米大会巡り
欧州評議会、FIFAにサッカーのインテグリティ強化を要請

人権保護などを目的とする国際機関の欧州評議会は19日、米国が共催したサッカーW杯北中米大会について「次々と疑問を生じさせた」と述べ、大会を統括する国際サッカー連盟(FIFA)に対し、サッカーの「インテグリティ(誠実性)」を強化するよう求めた。

欧州評議会の声明内容

欧州評議会は声明で、今回のW杯に関して「大会の運営や決定プロセスにおいて透明性と公平性が欠けていた」と批判。特に、試合結果や審判判定に関する疑念、政治的介入の可能性を挙げ、「サッカーの信頼性を損なう事態が相次いだ」と指摘した。その上で、FIFAに対し、独立した監視機関の設置や、倫理規定の厳格な運用を求めた。

決勝戦の詳細とトランプ大統領の動き

W杯北中米大会の決勝は、スペイン代表がアルゼンチン代表を破り、優勝を果たした。試合後に行われた表彰式では、米国のドナルド・トランプ大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と言葉を交わす場面があった。トランプ大統領は表彰台に居残り、強引にスポットライトを浴びる行動が注目を集めた。一方、アルゼンチンのリオネル・メッシ選手は決勝で敗れ、涙をのんだ。同選手にとって最後のW杯となる可能性が指摘されている。

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大会の評価と今後の課題

大会では、スペイン代表のロドリ選手が最優秀選手(MVP)に選ばれ、得点王にはフランス代表のキリアン・エムバペ選手が輝いた。しかし、欧州評議会はこうした個人賞の選考プロセスにも疑問を呈し、「インテグリティの観点から再検討が必要」と述べた。FIFAはこれに対し、声明で「大会の成功を誇りに思う」と述べる一方、欧州評議会の指摘について「真摯に受け止め、改善策を検討する」と応じた。

今後の影響

欧州評議会の要請は、今後の国際サッカー大会の運営に影響を与える可能性がある。特に、2026年W杯や2030年W杯の開催に向け、FIFAがどのようにインテグリティを強化するかが焦点となる。人権団体からも、大会開催国の人権状況や運営の透明性を巡る批判が強まっており、FIFAの対応が注目される。

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