2026年6月27日、サッカーW杯北中米大会のグループステージ全日程が終了し、コンゴ民主共和国が決勝トーナメント進出を果たす一方、イランの敗退が確定した。波乱の展開となったグループJでは、オーストリアとアルジェリアが3-3で引き分け、最後の二つの決勝トーナメント枠を獲得。この結果、イランは勝ち上がりの可能性が絶たれた。
コンゴ民主共和国、W杯初白星で決勝T進出
グループKで戦ったコンゴ民主共和国は、ウズベキスタンに3-1で勝利。W杯での初白星を挙げ、グループ3位で決勝トーナメントに進出した。同組ではカボベルデも突破を決めており、アフリカの小国2か国が揃って勝ち上がる快挙となった。コンゴは次戦でイングランドと対戦する。
コンゴの躍進は、今大会におけるアフリカ勢の驚異的な強さを象徴している。出場した10か国中、チュニジアを除く9か国がグループステージを突破。これはW杯史上最多のアフリカ勢決勝トーナメント進出数であり、大陸のサッカーレベルの向上を印象づけた。
激闘の末に決まったグループJの行方
グループJでは、オーストリアとアルジェリアが3-3のドロー。この結果、両チームが決勝トーナメント進出を決め、イランは敗退となった。試合は2-2で迎えた後半アディショナルタイム、アルジェリアのリヤド・マフレズが勝ち越しゴールを奪ったが、その直後にオーストリアのサーシャ・カライジッチが同点ヘディングシュートを決め、スタジアムは興奮の坩堝と化した。
もしオーストリアかアルジェリアのどちらかが勝利していれば、イランが決勝トーナメントに進める状況だった。しかし、両者の激闘は引き分けに終わり、イランのW杯は幕を閉じた。イランは大会を通じて善戦したものの、勝ち点差で涙を飲んだ。
アフリカ勢の躍進と大会の混迷
今大会は出場チームが拡大され、グループステージは混とんとしたフィナーレを迎えた。アフリカ勢の9か国突破は、従来の勢力図を塗り替える結果となり、今後のW杯におけるアフリカサッカーの地位向上が期待される。一方、イランはアジア勢として健闘したが、世界の壁を越えることはできなかった。
決勝トーナメントはこれから本格化する。コンゴ民主共和国がイングランドを相手にどこまで戦えるか、またアフリカ勢がどのような歴史を刻むのか、注目が集まる。



