サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)のMF谷川萌々子(21)が所属するドイツ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンが初来日し、WEリーグの大宮と25日午後5時から、NACK5スタジアム大宮で国際親善試合を行う。
JFA福島アカデミー出身で国内リーグを経ずにバイエルンに加入した谷川にとっては、プロとしてプレーする初の国内戦となり、「世界トップクラスの強さを証明したい。思い切りのいいプレーを見せ、得点を決めたい」と活躍を誓う。
転機となったU-17ワールドカップ
谷川は2024年にバイエルン入り。転機は、22年のU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)だった。準々決勝のスペイン戦で終盤に逆転負け。世界との差を痛感し、「個人の力でチームを勝たせる力が必要」との思いを強くした。11年になでしこが成し遂げたW杯優勝に憧れ、「世界一」の夢から逆算して海を渡る決断を下した。
バイエルンでの成長と実績
バイエルンでは「もう一歩、相手との距離を詰め、倒しにいくくらいの気持ちで守備をする」という助言をチームメートから受け、強度の高い相手との対戦で度胸とフィジカルに自信をつけた。縦に速い攻撃もチームの強みで、左右から繰り出す高精度のキックで得点を量産。昨季は主力としてリーグで8得点を挙げ、無敗でのリーグ4連覇などチームの国内2冠に貢献した。
W杯に向けた決意
来年のW杯ブラジル大会では「チームの中心としてプレーしたい」と、エースとしての自覚が芽生えている谷川。今回の大宮戦を「W杯に向けた1年のスタートを、日本で切ることができ、本当にうれしい。たくさんの子どもたちに来てもらい、迫力を肌で感じてほしい」と心待ちにしている。



