上伊那農(長野)の高野徳之選手が、男子400メートル障害で50秒80の好タイムをマークし、優勝した。5月の県大会で出した県高校新記録を上回る走りだった。
高野選手は5月の県大会を県高校新記録となる50秒92で連覇して今大会に臨んだ。しかし1日の予選では自己ベスト更新を狙って序盤から積極的に飛ばしたところ、思いのほか湿度が高く、後半にスタミナを失って失速。レース後は疲労で地面に倒れ込んだ。
疲労が残る中、後半勝負
十分な食事を取れないまま決勝を迎えたため、前半は加速を抑えて体力を温存し、後半に勝負を懸ける戦略に切り替えた。終盤は疲労で9、10台目のハードルを大股で懸命に越えた。
その結果、50秒80でゴールし、県大会の記録を上回っての優勝を果たした。高野選手は「総体に照準を合わせてきたので、全て出し切って優勝できたのはうれしい」と振り返った。
ユース五輪へ
セネガルで10、11月に開かれるユース五輪には、日本代表として出場予定だ。高野選手は「どんな環境でも最高の走りができるよう、一から挑戦したい」と世界の舞台を見据えている。



