U20女子100m障害・二階堂咲、天性のバネと長い手足で世界へ
U20女子100m障害・二階堂咲、世界へ初挑戦

陸上女子100m障害に新たな才能が現れた。兵庫・神戸山手グローバル高校3年の二階堂咲(18)は5月、当時の高校タイ記録となる13秒29をマーク。8月に米オレゴンで開催されるU20(20歳未満)世界選手権の日本代表に初めて選ばれ、「決勝に残っていいレースがしたい」と意気込む。

新星の素顔

5月29日の兵庫県総体決勝では、長い脚を生かしたダイナミックなハードリングで後半に加速。優勝候補をゴール直前でかわし、自己記録を0秒30更新して頂点に立った。中学3年時には全日本中学選手権の四種競技で4位入賞した逸材で、高校から森勝徳監督が「天性のバネと長い手足を生かせる」と見込んだ100m障害に専念。

昨年は全国高校総体10位、U20日本選手権6位と着実に力をつけたが、「順調というよりも、トップに立てなくて悔しい思いばかりしてきた。ずっと自信を持てなかった」と振り返る。

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世界への挑戦

フォームの癖を直すため昨冬から体幹トレーニングを増やし、得意の後半でより加速できるように。森監督は「今はフォームもハードリング技術も途上。ほぼ自然体で強くなっている状況で、伸びしろはまだまだある」と評価する。6月には福井・敦賀高の藤田紗季(2年)に高校記録を塗り替えられたが、1年前とは見える景色が違う。「自分がどんな走りができるのか、今はすごく楽しみな気持ち。いずれは世界で通用する選手になりたい」と、世界の舞台でさらなる成長のきっかけをつかむ決意だ。

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