保土ヶ谷・塚本蘭天生が男子200V、前半カーブをトップで抜け「前しか向いていなかった」…20秒95
保土ヶ谷・塚本蘭天生が男子200V、20秒95で優勝

全国高校総体(インターハイ)は3日、陸上男子200メートル決勝が行われ、保土ヶ谷(神奈川)の塚本蘭天生(3年)が20秒95(向かい風1.2メートル)で優勝した。女子200メートルは市柏(千葉)の山田奈央(1年)が23秒91(向かい風0.8メートル)で制した。

実力者ぞろいの決勝を制す

決勝には8人全員が20秒台の自己記録を持つ実力者がそろった。塚本は「緊張したけど、ここで勝ったら過去最高レベルで一番になれたという称号が得られる」と奮い立った。向かい風1.2メートルの悪条件の中、ただ一人の20秒台となる20秒95で勝ちきり、「よっしゃー」と叫んだ。

前半のカーブで勝負を決める

出場選手中最速の自己記録20秒74をひっさげて臨んだ今大会。前日の準決勝は後半の競り合いで力みが失速につながり、組のトップを譲ったが、「負けて課題が見つかり、すごく良かった」と前向きだった。決勝では前半のカーブをトップで抜けると、「もう前しか向いていなかった」。身長1メートル79の体格を生かした大きな走りを最後まで保ち、後続を突き放した。

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公立校で磨いた再現性

中学時代の実績は県大会止まりで、高校は私立の強豪ではなく、公立の保土ヶ谷を選んだ。グラウンドに十分な練習スペースはなく、練習のために電車と徒歩で片道約40分かけて競技場に通う日々を過ごす中で「本番をイメージした練習が毎日できたことが(試合での)再現性につながった」と分析する。

今回は風の条件に恵まれなかったが、「今シーズンのうちには20秒前半を視野に入れつつ、頑張っていきたい」。最高峰の激戦を制した大器の伸びしろは、まだまだ底知れない。

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