陸上800mで東農大二・布施川が初V「全然体が動かなかった」から修正
陸上800mで東農大二・布施川が初V、予選の失敗を修正

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は4日、新たにバレーボール女子が始まり、計8競技が5府県で行われた。陸上の男子800メートルは東農大二(群馬)の布施川大梧(2年)が1分49秒69で初優勝を果たした。

タイムレース方式の決勝で下克上

男子800メートル決勝は3組に分かれ、記録で順位を競うタイムレース方式で実施。決勝進出24人のうち、予選記録が遅い方の1組で走った布施川が、全体で唯一の1分49秒台をたたき出す「下克上」で頂点に立った。

「全然体が動かなかった」という予選は1分53秒台止まり。ストライドが普段より広めの走りになっていたと分析し、決勝ではピッチを高めて走ることを意識した。ハイペースで先頭を引っ張る選手の後ろで力を温存し、残り約150メートルからギアを上げてトップを奪取。自己ベストを1秒以上も短縮してゴールし、「走りを修正するのが得意」という強みを発揮した。

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1年前の悔しさを糧に

1年前の総体決勝では、同じ1組で走り、2組終了時点で2位。だが、3組の8人中7人に抜かれ、9位で入賞を逃した。今回は3組のトップが自分の記録に及ばなかったのを見届け、「やったー、マジか!」と歓喜の声を響かせた。

2年前の全日本中学選手権以来の日本一を後押ししたのは、城戸口監督の存在だ。今春に貧血を発症した際は、サプリメントの取り方や練習量の調整など親身に相談に乗り、復調の道のりを支えた。「城戸口先生に優勝をプレゼントできたのが、一番うれしい」。感謝の思いを原動力に、連覇に向けてさらなる飛躍を目指す。

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