女子400m前回王者バログン・ハル、貫禄の走りで全体トップタイム 2冠へ好発進 インターハイ
女子400m前回王者バログン・ハル、全体トップタイムで予選突破

女子400メートル予選が行われ、前回覇者のバログン・ハル(市川3年)が54秒96の全体トップタイムで決勝進出を決めた。200メートルとの2年連続2冠へ好スタートを切った。

バログンは250メートルから加速するプランを描いていたが、100メートル以降の直線で強い向かい風を受け、プランが崩れた。それでも「全体的に落ち着いて走れた」と語り、持ち前の伸びやかな走りで後続を寄せ付けなかった。前年の予選は午前中だったが、暑さ対策で夕方に変更され、「涼しい。ありがたい」と余力を残した。

バログンは4種目に取り組み始めた当初は無我夢中だったが、1年を経て「今まで快適だったゾーンから出る」と意識的に殻を破ることを目指し練習に励んでいる。高校新記録での2冠達成を目標に掲げ、31日の決勝に臨む。

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男子走り高跳び、佐生が初優勝

男子走り高跳びでは、初出場の佐生凛太郎(武南3年)が制した。佐生は1メートル98、2メートル01、2メートル04、2メートル07を一発で成功させ、この時点で優勝が決定。「まさか優勝できるとは思っていなかった」と振り返った。その後、自己記録を1センチ更新する2メートル10に挑んだが成功せず、「もっと高いレベルの記録で頂点に立ちたい」と決意を新たにした。

熊本の選手も力走

地震が発生した熊本県の選手も出場し、女子400メートル予選では4選手が走った。熊本中央2年の森本萌楓は3組5着で予選敗退。地震発生時は熊本を離れていたが、八代市の自宅では家具が倒れるなどの被害があった。不安な気持ちを抱えながらも、母・佳代さんから「こっちは心配しないで」と背中を押され、会場に駆けつけた母の前で力走を見せた。予選突破はならなかったが、「来年は優勝する」と力を込めた。

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