ソフトバンク野村勇、執念の決勝2ランで5連勝
ソフトバンク野村勇、執念の決勝2ランで5連勝

プロ野球パ・リーグは5日、首位のソフトバンクに優勝へのマジックナンバー「37」が点灯した。ソフトバンクが自力優勝の可能性を残していた3位日本ハムに直接対決で勝利したため、ソフトバンク以外の5球団の自力優勝の可能性が消滅した。

野村の執念が生んだ逆転弾

ソフトバンクは7-5で日本ハムに勝利し、5連勝を飾った。六回に追いつかれたが、八回に野村勇の2ランで勝ち越して逃げ切った。日本ハムは九回の絶好機で決定打が出ず、痛い敗戦となった。

同点の八回、打席に立った野村は「取り返すしかない」という心境だった。それまで3打数無安打で、三塁守備でも六回に三ゴロを処理した際の送球ミスが同点につながっていた。執念を込めたスイングから、決勝の2ランが飛び出した。

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左腕攻略と指揮官の言葉

試合前の時点で左投手との対戦打率は1割ほど。この場面も相手は左腕の島本だったが、「積極的にいこう」と初球を狙ってスタンドに運んだ。小久保監督は「地獄から天国」と表現。自慢のパンチ力で自身とチームを救った。

しかし、南海時代以来となるリーグ3連覇へのマジック点灯試合後、お立ち台に野村は呼ばれなかった。「(勝ち星を消してしまった)大津と、(六回に登板した)津森に申し訳ない」と試合後も神妙な表情。勝ってもミスを帳消しにしない姿勢に、チームの強さが垣間見えた。

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