第108回全国高校野球選手権大会は7日、1回戦が行われ、東海大甲府が鶴岡東を5-2で下し、11年ぶりに初戦を突破した。逃げ切りの原動力となったのは、2番手で登板したエース村尾の力投だった。
エース村尾がピンチを凌ぐ
2点リードの六回、背番号1の村尾がマウンドへ。140キロ台の直球と、切れのあるスライダー、チェンジアップと球速帯が異なる持ち球で相手打線の打ち気をそらした。七回2死一、二塁のピンチでは、鶴岡東の3番・松沢を投ゴロに仕留めてガッツポーズ。チームを鼓舞した。
山梨大会では3試合に登板し、計21回3分の1で4失点(自責3)、防御率1.27。6点差をひっくり返した準決勝の甲府工戦では二回途中から救援し、サヨナラ勝ちにつなげた。抜群の安定感でチームメートからの信頼は厚い。
監督も託す信頼
左腕の背番号10、熊谷に先発を託した仲沢監督は試合前、「投手陣には3点以内に抑えてもらって。何かあっても後ろに村尾がいる。チーム全体に安心感がある」と狙いを話していた。
12安打の打線は要所で勝負強さを見せ、投打がかみ合った東海大甲府がしっかりと逃げ切った。



