佐野日大・鈴木有投手が完封、全力疾走で待望の先制点…「実は人見知り」が甲子園で見せた闘志
佐野日大・鈴木有投手が完封、全力疾走で待望の先制点

第108回全国高校野球選手権大会第2日の6日、16年ぶり7度目の出場となる佐野日大は聖隷クリストファー(静岡)に1―0で勝ち、初戦を突破した。先発の鈴木有投手が七回に敵失で挙げた1点を守り切り、完封した。2回戦は大会第8日第3試合で神村学園(鹿児島)と対戦する。

チーム初安打で流れを呼ぶ

今大会屈指の左腕投手に五回二死までチームは無安打。6番・小島颯人選手も最初の打席は遊ゴロに倒れていた。そうして迎えた第2打席。フルカウントからの6球目の「待っていた」という直球を左前へ流し打ち、チーム初安打として「自分が勢いづける」と拳を振り上げた。

七回には二死から敵失で出塁して荒川結衿選手の安打で二塁へ。続く高橋丞選手の飛球を中堅手がグラブに当てて落球するのを見て全力疾走でホームに滑り込み、待望の1点を挙げた。

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栃木大会決勝の再現

今夏の栃木大会決勝。延長十回に相手エースから逆転サヨナラ本塁打を放った。その感触がまだ残っており、甲子園でも「相手が150キロを投げようとも同じ高校生。自分の野球をするだけ」。

実は人見知りで人と話すのも苦手なタイプで、試合前のシートノックでは足が震えていたという。それが試合が始まると「顔つきが変わり、闘志を感じる」と高橋選手。麦倉洋一監督は「勝負強さも思い切りもある」と期待を込める。

甲子園初戦で好投手攻略の突破口を開き、「次も自分のバットでチームを勢いづけたい」。自信を増した2年生の活躍は続く。

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